さて前回、鶏レバーを調理しましたが、実は鶏むね肉と同時進行で火入れしていました。
鶏むね肉の加熱温度はBONIQに従います。
60℃ 1時間30分
です。
これを基本加熱としたために、前回の鶏レバーは63℃ではなく60℃に変更したわけです。
で、レシピ的には、これもBONIQの「鶏むね肉塩タイミング比較実験」を参考にしました。
これを読む限り、簡単に美味し作るには、BONIQ調理には塩をせず、食べる前に味付けする方法を選びました。
これはBONIQ加熱後の写真ですが、
フリーザーバックにはごま油とタイムを少々加えただけです。
これを日を変えて食べるために、氷水で急冷して冷蔵しました。
さて後日、指入れて耐えられないほどの温度になったお湯(感覚的に50℃くらい)に多少湯煎して温めました。
さて、ガスバーナーで表面を炙っていきます。
タイムは焦げてしまうので、キッチンペーパーで丁寧にふき取りました。その後まんべんなく十分に塩しました。
あとは炎の料理人降臨です!!
一通り炙ったら、グリルマスター振りかけて、薄切り。
なかなか美味しそうです。
断面全体がしっとりとしているように見えます。
で、すべて薄切りにして、最近お気に入りのミル胡椒をたっぷりかけて完成です!!
いやあ!!旨かった!!!
ただ個人的には、中心部はもう少しレア感希望なんですけどね。
なぜなら、私が好きなラーメン屋「鶏っぷ」の鶏むね肉レアチャーシューは、食べた感じが今回の胸肉よりもレア感があるからです。
ここ数年、福井県のラーメン屋で流行なのが、レアチャーシューです。
このレアチャーシューを自宅で作りたいがために、低温調理器を買ったといっても過言ではありません!!
もしかしたら、湯煎と炙りが鶏むね肉にとっては、余計な加熱だったかなあ・・・
普通に切ってタレで食べたほうがレア感があり、鶏っぷに負けない低温料理になっていたかも。
まあ今回は、鶏むね肉ハムではなく、鶏むね肉料理だったので、こんな感じに作ってみました。
それにしても、低温調理器とガスバーナーの相性は、とてつもなく良く感じました!!
今回、この肉料理、スライパンもオーブンもグリルも一切使っていません。
ようやく私の熱望していた「レア肉料理」の世界に突入できそうです。
鍋に付きっきりで温度計を見張れば、低温調理器なんて要らないと考える方も多いと思われます。実はそれだけでは不十分なのです。低温調理器の地味な役割として、ファンによる攪拌機能があり、鍋全体を一定温度に継続的に保ちます。これを人手でやろうとすると、鍋のお湯をかき混ぜながら温度計を見張り、火加減をコントロールしなければならないということです。どうですか?ほしくなってきたでしょ、低温調理器。私はレアな赤身肉を、安全に食べたい誘惑を抑えきれずに、結局購入に至りました。
スーパーで見かけることも多いので入手しやすいです。使ってみて気が付いたのですが、これは料理の途中で入れると、香りがすべて飛びますので、火入れを終えてから、最後の最後に振りかけることをお勧めします。塊系の肉料理なら、強めの塩と多めの曳きたて胡椒だけで、十分なごちそうになりますよ!!
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