牛ヒレ肉を低温調理してみた

いわゆる「ローストビーフ」です。低温調理器での大本命です!!

まあ、調理したのは激安スーパーで購入したアメリカ産牛ヒレ肉の塊、
500g700円!
下手すりゃ国産豚肉より安いです。
そんな肉を低温調理していきます。
で、調理時間なのですが、実はこんな本を購入してまして、
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この本の調理時間が、BONIQやアイリスオーヤマのレシピよりも短かったので、今回はこの本に準じます。
58℃1時間半です。
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前回の豚肉と違って、調味料系をまるで入れずに加温していきます。
これも本のレシピに従ってます。


さて、加温中に今回はソースを作りました。
これも本のレシピにソースを作るようにレシピがあるのですが、ソースは作るけど、レシピは完全に無視しました
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赤ワイン適当に沸騰させ、バルサミコ酢にオタフクソースやウスターソースを適当にぶっこみ、味見しながら調味料入れてまとめていきました。
赤ワインのいろいろ適当ソースです。




で、1時間半が経ちました。
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ずいぶんドリップ出ましたが、キッチンペーパーで拭き取り、仕上げていきます。

塩胡椒・グリルマスターブレンドをかけて、手で揉み込みました。
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味をなじませる間に、フライパンを準備。

多少のオリーブオイルに多少のバター投入。
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強めの中火でバターを溶かして、バターがプチプチ音がし始めたら、その音をキープしながら、トングを使って、肉の全面に焼き色を付けていきます。
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焼きあがったら、アルミホイルにくるんで15分ほど落ち着かせました。
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今回は、低温調理後、少々慌てすぎたかもしれません、どの過程でも結構ドリップが出てしまいました。

それでも第一刀目の切り口はこんな感じ、
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いい感じです!!

で、すべての肉を切り分けて、彩のミニ青梗菜とソース添えて、
ローストビーフの完成です!
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いやあ!!これですよ!これ!!
こんな料理を手軽に家庭で作りたかったから、低温調理器を買ったんです!!
これは旨かった!!

・・・唯一反省点としては、ソースが失敗しました。
多分このソース、ローストポークや鶏むね肉なんかには合うと思うんです。
しかしシンプルに美味しい牛肉には合いませんでした。
逆にわさび醤油や柚子胡椒や温泉卵などシンプルなものと合わせると、相乗効果で抜群に牛肉の旨味が引き立ちました!!


さて、Amazonで、標準的なローストビーフを見つけました。

いわゆるブランド牛とか熟成肉とかではない、一般的な500gのローストビーフです。
この記事を書いている時点で、500g3400円でした。
100gが700円として、スーパーで売られているローストビーフの重量が200gなら1400円くらいです。まあそんなものでしょう。
やっぱりローストビーフは安くはないし、ご馳走の部類です。

今回、味や、特性タレや西洋わさびとかの特典を全く考えない場合、スーパーやAmazonで買うよりも激安で作ることができました!!
こういうのを、私は料理のDIYだと考えます。
ただ、こういう料理は、素材自身が持つ旨味がダイレクトに伝わるので、この調理を激安肉ではなくて、ちゃんとした国産牛で作ったら、どれほど美味しくなるのか?!って想像もあって、幅の広がり方が半端ないです!!


あっはっは!!面白くなってきました!!

肉の結合組織コラーゲンは60℃ほどから収縮が始まるので、今回のように60℃以下で調理できるのはメリットでしかありません。しかし55℃以下ではさまざまな微生物が増殖して毒素を出すことができる温度帯なので、低温調理の鉄則として、いかに素早く55度以上に上げる努力をすることにつきます。つまり58℃設定というのは、低温調理の真骨頂であると言えるでしょう。

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