先日、カモ肉と牛塊肉を同時に低温調理しました。
カモ肉はMEGAドンキで、牛塊肉は近所のスーパーでアメリカ産を購入。
で、なぜこの組み合わせなのかというと、この本で言う限り、低温調理温度と時間が全く同じなのですね。
設定温度は「58.5℃で1時間半」です。
つまり一度に低温調理の下処理が終わるわけです。
さて、今回はどちらも下味無しで、きっちりキッチンぺーバーで水分をふき取って、低温調理しました。
これはカモ肉です。写真ではわかりずらいのですが、肉厚も脂身も薄いカモ肉2枚でした。
さっき紹介したレシピ本では、カモ肉は脂身をきちんと焼いてから低温調理へって書いてあったのですが、その脂身自体が薄かったのでその工程を無視して低温調理しました。
で、低温調理後にフライパンで脂身を焼きました。
炎の料理人降臨!!
表面殺菌消毒メインで、脂身の裏面の肉面をガスバーナーで炙りました。
基本的に中心温度までの低温調理は終わっています。そして脂身のあるほうはフライパンで焼いてますので、それに足りない分だけを炙った感じです。
で、いつも通りアルミホイルで包んで10分以上放置。
で、出来上がったカモ肉がこれ。
もう少し生っぽく仕上げたかったのですが、肉と脂身が薄すぎました。
それでも多少ピンク色のカモ肉に仕上がりました。
まあギリギリ合格点という感じでしょうか。
さて、次に牛塊肉です。
こっちは、牛のたたきをイメージして、全面バーナーで炙っただけです。
これも落ち着かせるためにアルミホイル10分で放置。
で、出来上がった牛肉がこれ。
色味は良い感じです!!
あと両方の付け合わせに共通しているのは、残った脂で炒めた小松菜と、自家菜園パセリです。
さて実食!!
正直な感想で言うと、牛肉よりカモ肉のほうが美味しかったです!!
牛肉は・・・なんというか、見た目レアなのですが、肉汁系がほぼほぼ出切った感じのパサパサ感がたまらなかったです。そういう意味で、水分量の多いソースと一緒に食べると、旨さが回復しました。
元々、スーパーの安いアメリカ産牛塊肉でしたけど、それは低温料理と私の料理テクニックで旨くなるのでは?!って期待だったのですが、頑張ったつもりですが、やっぱり素材の悪さには勝てなかった感じで、何らかのソースは必要となりました。
で、美味しく感じたのはカモ肉で、こちらも輸入肉で激安だったのですが、やっぱり脂身が旨味に変わるのでしょうね。素材的に悪い割には美味しい料理になりました。
というか、今後狩猟で獲れたカモ肉も、こんな感じで料理すれば美味しくなるんじゃないかと?!って考えさせられた一方で、牛肉も牛肉だからといって美味しいわけではないんだなあ・・・という、結果となりました。
P.S.後日、国産牛肉で同じ低温調理でローストビーフを作ってみました。
味だけで言うと強烈に旨かった!!
で、使っているハーブは自家製タイムです。実は家庭菜園でダメになったワラビの次に植えました。
それが今では、料理に使えるほどに成長しました!!
さて、本記事のアメリカ産牛肉の塊は、スーパーで見つけて料理する日まで冷凍していました。
つまりアメリカ産ってだけで一度冷凍された肉であることは間違いなく、スーパーで売られていた時は解凍肉で、それをもう一度冷凍して解凍して料理したわけです。
低温調理しても、本当にパサパサ肉でした。
正直、国産牛肉は期限近い半額で購入した国産牛肉ですが、そんな肉だったので買ったその日に低温調理しました。
つまりもしかしたら、一度も冷凍処理されない状態で低温調理したのかもしれません。
とにかく、国産牛肉は高いけど、高いことを納得させられるだけの値段がするのかなあ。
まあ問題は、その納得させられるだけの値段の塊肉を、どれだけの割合の家庭が美味しく調理できているというかという感じでしょうかね。
私は主婦じゃなく、趣味で料理を作っているから美味しさにこだわれる部分もあると思われます。
それでも、やっぱり美味しいものは美味しく食べたいです。
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