スパイスベジタリアンカレーを作ってみた

今回、本格スパイスカレーの手法で、完全ベジタリアンカレーを作ってみました。
まあただ、私自身が夏野菜のどれもこれもが苦手なために、主役となる具材をずいぶん悩みました。

で、こんな野菜嫌いの私でも美味しいと食べれる、
「キャベツとマッシュルームのカレー」
にしてみました。

ではレシピ紹介です。
玉ねぎ:1個
ニンニク:3片
トマト:1個
油:適量
ターメリック:小さじ2杯
クミン:小さじ1杯
コリアンダー:小さじ2杯
一味唐辛子:適量
キャベツ:4分の1個
マッシュルーム:2パック
水:100cc
ローリエ:1枚
塩:小さじ2杯

それでは調理開始!!


玉ねぎ1個を適度に切って、ハンディースライサーに入れてみじん切りにします。
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いわゆる手動でみじん切りにできる道具です。これは手軽で便利器具です。
で、ニンニクもみじん切りして、適量の油で強火で炒めていきます。
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焦げ色付けて水分を飛ばしていきたいので、少々塩して放置する感じです。コチャコチャ混ぜると、なかなか色づきません。
で、いい感じに色づいたら、
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ここにトマトのみじん切りを投入。
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押しつぶすように、水分を飛ばすように炒めていきます。
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いい感じに炒め終わりました。
ここにスパイスを入れていくのですが、多少油が少ないと判断して、フライパンを傾けて、油を投入後、その油にのみスパイスを投入しました。
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辛み付けはチリペッパーではなく一味唐辛子で行いました。成分的には同じものなので、十分代用可能です。
ここからは中火、多少油となじむようにしてから、全体的に混ぜ合わせ、1分ほど加熱。
そこに、今回の主役である、キャベツとマッシュルームと塩小さじ2杯を投入。
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中火でなじむように混ぜ合わせてから、水を100㏄とローリエ投入。
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で、沸騰させてから、蓋をしてから弱火で10分・・・って思っていたら、8分くらいで確認したら、もう十分と判断し、8分で火を止めました。

はい!スパイスベジタリアンカレーの完成です!!
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このカレー本当に、肉類も化学調味料も使っていない、完全ベジタリアンカレーです!!
それも小麦粉等の粉類すら使っていません。
油はオリーブオイルなので植物由来です。当たり前ですがスパイスも一味唐辛子も植物由来です。ご飯も植物由来です。
つまりこのカレー純粋に植物だけでできてます!!
いやあああ!!!なんか感動です!!

まあ、多少減点材料があって、手放しで旨い!!ってはいえませんでしたけどね。
1つは、多少玉ねぎを放置しすぎて焦がしてしまったこと。若干苦みが出ました。
もう1つは先に塩を入れてしまったこと。元々のレシピでは「大さじ1杯」ってなっていたのを、小さじ2杯で様子見たんです。でも正直食べてみたら、小さじ2杯でも入れすぎたように感じました。
メイン素材から出てくる水分量等もあるので、塩による味付けは、最後の最後に行ったほうが良いということを理解しました。
それを差し引かなくても、感動するカレーにはなりました。
ただやっぱりこのスパイスカレー植物と塩だけなので、メイン素材は「動物系」のほうが、最終的にもバランスがとれるように感じました。
動物系って、肉類だけではなく、魚介類も含めてのことです。
そうなんですよね、このスパイスカレーは雑味が少ない分、シーフードカレーとの相性は良いのではないかと?!それもシーフードミックスのような、色々混ざったものではなく、エビならエビ、ホタテならホタテ、イカならイカってカレーのほうが合うような気がします。

もしジビエと合わせるのなら・・・誤魔化しが利かない分、普通のカレーと違って難易度は上がるような気がしますが、もし十分に臭みと硬さが抜けたジビエ肉であるなら、これ以上なくジビエ感を感じられるジビエカレーが作れると思います。

面白いなあ!!自宅で作る本格カレーって!!
印度カリー子さんがハマった感覚がわからなくもないです。

私が本格スパイスカレーを作り始めたきっかけになった本です。ターメリック・クミン・コリアンダーの3種類だけで本格カレーができる!!これは衝撃的でしたし、実際に作ってみて、それ以上の衝撃を受けました!!こればかりは実際に経験した人間でないとわからないと思われます。
ただカレーって日本人における国民食です。1人1人が自分の好きな感じのカレーってイメージできるほどの家庭料理です。つまり私の作って食べて受けた衝撃を、皆さんも経験できるというわけです。
初期費用はそれほど掛からないので、気軽に新しい趣味を始める感覚で、是非お勧めです!!

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