定量狙いとパトカーとスコープ

最近、すごいカモどっちゃり場所見つけまして、休日くるまでずっとずっとシミュレーションの日々で、頭の中グルグル回ってました。
で、私の中で、
「すべてヘッドショットなら、定量いくなあ!」って感じていました。
カモの1日の定量は5羽までです。初年度と4年目がカモボウズの私が、こんな大風呂敷広げるのも訳あります。
それは、今期からマタドールR5Mでカモ猟に挑んでいるからです!
初日に実績は積みました。
で、現場で感じたのは、発砲音がエースハンターと違って静かなために、外れても水面さえ叩かなければ、他のカモが逃げないんですね。
これには驚きました。

上記記事で、20mのカルガモ撃った時に、当たったかって確かめようと立ち上がった時に、別のカルガモと目が合ったんです。
こんなの爆音のエースハンターでは考えられませんでした。
初弾はカルガモに当たったために、発砲音も着弾音も小さかったため、他のカモたちが逃げなかったんです。
で、慌てて装填して、震える手で撃ったら外れて、それが水しぶきが上がった瞬間に、
バタバタバタバタ!!
って、いろんな方向から、カモが飛び立ちました。

これで気が付きました、きちんとヘッドショットを続けることができれば、同じ場所での定量が可能だと。
そんな夢を見させてくれるくらいの猟場でした。


で、ようやく出撃しました!!
スタートダッシュ.jpg
あっはっは!!参りました・・・
そこは結構大きな川ですが、その横に葦で囲まれたまるで小さなため池みたいな場所があって、私が見た時にはマガモの群れが10羽以上もいて、ヘッドショットだけにこだわって、静かに仕留めていけば定量も夢ではなく、回収も楽だと踏んでいました。
あっはっは!!最近福井県では雨続きでした・・・そのおかげでその川の水量が増して、小さなため池は完全に水没していました。
悔しいです!!
くやしいです!.jpg

まあせっかく来ましたので、初めての猟場ですからなんとなくロケハンしようかなと、元あった葦のため池の場所まで行ってみようかなあと、歩みを進めた時に、視野の外に小さく赤く回る光るものが!!
パトカーだ!!
まあ銃は持ってますが、やましいことは何一つしていませんので、堂々としていればよいのですが、獲物が全くいない状態でこの場所にとどまることも私の理由として全くありません。早々に退散することにしました。
ただ、私のいる場所までは突き当りの一本道なので、パトカーが本気で職質するつもりでこっちに向かってきたら逃げ道がなかったです。そのためにパトカーが直線的にこちらに来るまでの時間は素直に待ちました。で、来なかったので退散しました。

車に乗ってから、悔しさがにじみ出てきましたね。元々ずっとずっと定量獲る夢見てましたから。
まあ当たり前ですが、いないカモは獲れません!ここ最近痛感してます。


カモ撃ちハンターもカモ好きウオッチャーも必須の本です。



さてさて、別の猟場へ。少ないですけどカモはいます。
70mカルガモを外し、110m青首を外した時に、なんか違和感あったんですよ。
で、60mコガモを外した時に、ずいぶん奥の方で水柱が上がってました。
んーースコープ違うくね?!
工具類は車に積んでいないので、とにかく素手で乱暴にスコープを色々と引っ張ってみましたが、ゆるみがあるようには思えません(後に帰宅してからすべてのボルトを確かめましたがゆるみはありませんでした)。
問題は猟場であっても、法律上試し打ちができないんですね。
で、レチクルと水柱の位置を確認して、とりあえずその場でスコープ調整しました。

さて、その後50mコガモって絶好のチャンスに恵まれたのですが、そのほぼ手前の着弾でした。
んーーー参ったなあ・・・。
結構風が強かったのですが、6.35㎜のおかげか、左右のブレはほとんどないように見えました。しかし上下が安定しません。

50mでちゃんとゼロインしてないと、70mとか110mとかはまず信じられなくなります。
まあエースハンターで50m以上の距離で当てたことないので、ずいぶん贅沢な悩みなんですけど、高性能な銃と高性能なスコープの組み合わせが、どっかねじれるだけで、結局エースハンターと同程度、信じられなくなります。

参ったなあ・・・定量どころではなくなってきました。
仕方ありません、撃った感触でスコープを微調整しながら、今期を乗り切りたいと思います。



P.S.初日の設定で、70mカルガモと50m青首のヘッドショットを連続で決めました。多分まぐれではないと思われます。つまりこの日がたまたま何らかの原因があって弾が散っただけで、スコープ自体は初日設定で合っているのかもしれません。あとは温度の違いです。初日とこの日では10℃近く、あるいは5度以上の温度差がありました。初日のスコープ調整はもっと気温が高い時のスコープ調整なので、気温が低い時とは着弾が変わる可能性はあります。まあとにかく当たる銃と信じて、不安材料を1つずつ取り除くしかないと思ってます。





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