デジタル圧力計と銃口プロテクターのDIYアイデア

新銃を購入したことを最近まで隠していたせいで、今まで書けなかった話がわんさとあります。
その中の話の1つ、今回はマタドールR5Mの圧力計の話です。

現在、EDgunの標準装備の圧力計はデジタル式です。
正式名はEDgun Digital Mesurement Unit
略名でEDMUです。

元々このデジタル式は、諸先輩方からあまり良い話は聞こえてきませんでしたが、それでも当初、使えるのなら壊れるまでは付き合おうと考えてました。
ただマタドールR5Mのデジタル計は、銃口の下についているんですね。正直、弾を装填していないとはいえ、圧力を見るときに銃口方向に顔を近づけるのは、いまだに慣れません。

で、EDMUはいろいろな機能があるんですが、その機能をたった1つのボタンで行うことになります。それも説明書もない状態で。
後に説明書をネットで手に入れたのですが、すべて英文でした・・・
まあ私も、新しいアイテムを手に入れた当初、とりあえずどんな機能があるんだろうって、毎日毎日いろいろ触りまくっていたんですよね。
ちゃんと説明書も読んでいない状態で。

で、ドツボにハマりました!!
どうやら私はやってはいけない操作をしてしまいました!!

まあ簡単に言うと、圧力計をシリンダーから外し、圧力から解放された状態の時に、改めて現在は1気圧であるって、いわゆるリセットボタン的な機能があるみたいで、それを私は圧がかかった状態のまま作動させてしまいました!
つまりデジタル圧力計は、現在の圧力が1気圧であると認識してしまったわけです。
その結果、エアーが十分入っているのにもかかわらず、5気圧以下って表示になってしまいました。
DSC077762.jpg
こうなってしまうと、いったん圧力計を銃から取り外すしか方法がありません。
当たり前ですが、銃のバラシ方なんか知らないし、シリンダーからエアーの抜き方すら知りません!
そのためエアーが抜けないと、高圧力がかかったままバラすことなんてできません!!

まあ購入時点でエア漏れもしてましたし、いろいろ我慢の限界だったので、結局猟期直前でしたけどメンテに出しました。




さて現在は、アナログ式に交換しました。
DSC078781.jpg
ようやく安心の見やすさです
圧力計は、圧力だけを示す機能で十分です。余計な機能は余計です。
それから、ホログラムシールはレギュレーター気圧の130に貼りました。
レギュレーターを知らない方に簡単に説明すると、レギュレーターとは、設定圧までは同じ圧力で撃つことができる機能で、つまり130気圧まではどの気圧帯で撃っても弾速は同じです。
レギュレーターはPCP式銃には必須の機能だと、私は思います。

で、レギュレーターの気圧以下になると気圧の低下で威力が落ちるというわけで、エアの補充の目安の限界が130気圧というわけです。

で、改めて実猟で考えると、アナログのダイヤルは白ですし、それにホログラムシールまで貼ってあるので、このままの素の状態でカモに銃口を向けると、とてもとてもカモからは発見されやすくなってしまうでしょう。あとアナログ圧力計のガラス面が、銃口という先端についているので、銃の取り回しを間違えると、下手にぶつけると割れてしまう可能性が高いのも気になるところです。

そこで私はこんなプロテクターを作りました。
DSC07879.JPG

材料は、
カモフラテープ
黒の革ハギレ
マジックテープ
100均クッションタイルマット
クリアファイル
です。
マジックテープを止めるとこんな感じ。
名付けてマタドールR5M専用銃口プロテクター!
DSC07877.JPG
材料はすべて自宅にあったものを使ったので材料費0円、製作日数は接着剤が乾くまでの時間合わせて2日かかりましたが、製作時間は1時間もかかってません。

あとエアを入れるときも、その前の写真のように、マジックテープさえ外せば装着したままでエア入れ可能です。

やろうと思えば、もっと銃口付近をカモフラテープで隠すこともできましたが、まあそこまで必要ないかなあと。
元々は試作的に作ったのですが、現在実猟で外すことなく使ってますので、私の中では十分に即戦力クラスのDIYアイデアとなりました。

この「銃口に何かする」ってアイデアは、マタドールに限らず使えると思いますので、是非考えてみてくださいね。







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