プルバック式の考察とDIYアイデア

マタドールR5Mはプルバック式です。
まあ私はプルバック式だからマタドールR5Mを選んだわけではなく、単純に丈夫で精密射撃を併せ持つ銃だから選びました。
じゃあプルバック式ってなんぞや?!って話を今回書きたいと思います。

まずは一般的銃の代表として、私の長年のメイン銃だったエースハンターを例に出します。
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見た目は一般的な銃です。
ただ私の銃はスーパーエースです。
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見た目だけだと、通常のエースハンターとは銃身の先を短くカットしてあるため、全長が違います。
通常のエースハンターの全長は98.2㎝、約1mと普通の銃の長さです。
しかしスーパーエースの全長は90.0㎝と、ずいぶん現場で取り回しの良い銃で、金属部分をカットしてある分軽くなり、体力面でもありがたい銃でした。
あと後に出てきますが、短かったのでエレキギター用のケースに入りまして、長年スーパーエースの銃ケースとして活躍しました。


さて一方、マタドールR5Mのプルバックです。
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銃身の最後に銃床がくる感じです。まあ簡単に言えば、銃口から銃床までの部分をギュッと押し込んで、短い銃を作ったのがプルバックです。
全長は81.5㎝!スーパーエースよりも10㎝近くも短いです!!

さて、プルバック式のメリットとデメリットを挙げていきます。




プルバックの最大のメリットは銃身長の短さです。
現場における取り回しの良さ!
これが唯一無二のメリットです!!
・ ・ ・ 。
実はそれ以上のメリットって、取り上げて言うほどないのも現実です。



では次にデメリットを挙げていきます。

まずは銃をコンパクトにまとめたことにより上下幅は拡大します。
そこに大口径のスコープを載せると、入る銃ケースがなかなかありません。
例えば、スーパーエースを入れていたエレキギターケースとマタドールR5Mを合わせてみます。
DSC07882.JPG
長さ的にはもっと小さなケースでも入るのですが、幅で言うとスコープがまるで入りません。
そうなんですよね、マタドールR3Mの時には専用ソフトケースがあったみたいなのですが、R5Mには付属はなく自分で探すしかないんです。
今現在、R5Mを猟場に持ち込むための銃ケースを見つけるまでにはずいぶん苦労しました。
その話はまた別の機会に書くことにします。


それから、これは狩猟時に直に関係することですが、引き金の位置が前方に来るということは、ワイヤー等で後方の撃針に伝えるわけなんです。つまり引き金の手ごたえが、なんか間接的というか・・・鈍いというか・・・。
これは元々スーパーエースにはセットトリガーっていう、どれだけポンプしても引き金は一定の軽さで引ける機構がありました。
なんというか、長年セットトリガーに慣れた私からすると、引き金の軽さと反応の良さだけはスーパーエースのほうが遥かに上に感じます。


あと、ネット情報でよく聞く話として、プルバック式が警察から認められにくい県があるとのこと。
問題となるのは、引き金の後ろ部分にある空間、いわゆる親指を入れるこのサムホールとのこと。
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多分勝手な私の想像なのですけど、一般的に「銃」って言えば、スーパーエースのような形状をしたものなのでしょうね。
つまりプルバックは言葉悪く言うと「改造銃」に見えるので、警察からすると安易に許可を出せないって感じでしょうか?
マタドールというかプルバック式の銃の所持を考えている方は、「いろいろな銃がある中で、なぜこの銃が必要なのか?」って質問されたときに、明確な回答を用意しておくことが必要です。
まあこれはプルバックでなくても「なんで銃が必要なの?」って警察からは必ず聞かれますけどね。


最後にDIYアイデアとつながる話なのですが、
頬付けが寒い!!
通常の銃、例えばスーパーエースなんかの頬付けは木製の銃床で行います。
で、マタドールを見てもらうとわかるのですが、金属部分で頬付けするんです。
これが猟期外の射撃場では全く問題ないのですけど、底冷えするような猟期ともなると、頬付けは強烈に辛いです!!
で、皆さん当たり前のようにプロテクターを作っていて、私も作ったのですが、私の作ったプロテクターはひと手間加えたので、紹介したいと思います。




ネットで確認する限り、多くのプロテクターはプラ板のような素材ですね。
で、私のアイデアは、もっと暖かく頬付けできて、それ以上のデメリットを解消できるアイデアとなってます。

まずは頬付けの部分のパッドを厚手の革ハギレを選びました。
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それを銃と接着するのは、乾くとポストイットのようなノリを選びました。
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銃口を北向きにすると、頬付けは西向きになります。で、頬付け用の革ハギレは東向き部分にポストイットをガッツリ塗ってます。

あとマガジンを入れる場所って、保護的なものがないんですね。
DSC07888.JPG
これってマガジン入れてない状態で雨が降ったら、直接奥に入り放題です。というか、マガジン装着していても多少雨降ると、この真下の機関部にはかなりの水が浸入しそうです。
やっぱり金属部品だらけの銃にとって、絶対的にそれは良くないのではないかと。

で、私が考えたのは、先ほどの革ハギレにクリアファイルをくりぬいて作った部材を追加したものです。
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今回のDIYアイデアは、1つのアイデアで2か所をカバーするものではありません。
全く違う部分のDIYアイデアですが、めちゃくちゃ近い距離にあったので、一気に紹介しただけです。
まずは頬付け素材に対して、革ハギレの裏側いわゆる「スエード」以上の快適な素材はなかなかないと思われます。
次にマガジン部分にいわゆる「傘」は必要です。


とりあえず、雨対策と頬付け対策はできました。
あと実践でも使ってますけど、十分戦力になってくれています。








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