富士山噴火の確率と危険性と対応方法

以前「南海トラフ地震」について記事を書きました。

今回の記事は、その話とも連動しています。
さて今回の情報元もあっちゃんです。
11:50くらいからの説明が、一番肝を冷やします。
300年に1度の超ド級の南海トラフ地震、前回は江戸時代の「宝永地震」でしたが、その49日後に、「宝永噴火」が起きているという事実。
そして地震の後に数か月から数年の間に噴火が起きるという事実。
つまり地震と噴火というのは別々の事象ではなく、連動して考えるべきであるとのことです。

これですね、それでも信じられない方がいるかもしれませんが、もう少し補足しますね。
地球って、真っ二つに切ると生卵に近い構造をしてます。つまり地表は卵の殻のように薄く、ほとんどの中身はマグマの液状であるということです。
そうなんです、地球ってほぼ液状で内部で動いているんです。地表なんて信じられないほど薄く頼りないんです。
その活動が一番活発なのが、極東日本です。世界中の地震の20%が日本で起きているとの事実を認めましょう。

さて、あっちゃんの後半の動画では、富士山が噴火したら溶岩が駿河湾にまで到達すると語っています。
つまり東名高速・新東名高速・東海道新幹線が完全に分断されるということです。
そして偏西風の流れで、火山灰は首都圏を直撃します。
それと火山灰はガラス片と同じ成分なので、ジェットエンジンが吸い込むと故障するため、飛行機も飛べなくなります。
精密機器のパソコン類もダメになり、車での移動も故障のリスクの高くなります。

つまり日本の首都が、数日で陸の孤島と化してしまうのが、富士山噴火の恐ろしさです!!


・・・って、ここまで、あっちゃんの情報を鵜呑みで書いてきましたが、頭の中にとある疑問符が浮かびました。
「じゃあ、活火山とともに生きている鹿児島の人々は、日常をどう過ごしているのだろう?」
情報に対して、どこまでが真実なのか?!って追求する姿勢は、何事においても大切だと思ってます。

さてさて、この記事が参考になりました。
まあ、読んでみてください、目から鱗です。
なるほどなあ・・・あっちゃんの説明よりは、鹿児島県人って火山灰とおおらかに付き合っているイメージを受けました。

なんというか、雪国福井県に住んでいる私からすると、降雪1㎝で交通機関がストップする首都の弱さを感じます。
なんというか、鹿児島県人からすると、多少の火山灰で流通がストップする首都の弱さを感じるのかなあと。
ただ、どちらも真実だと思われるんですよ。対策していないものに対しての弱さって、都市機能的に必ずありますからね。
つまり、例え火山灰が少量であっても首都機能は部分的にストップするでしょうね。


さて、南海トラフ地震と富士山噴火について、まとめていきます。


まず、政府発表で今後40年以内に90%の確率で南海トラフ地震が起こると言われています。
「国が90%の確率」って言っている時点で、
100%起こりますから警戒してください!!って言っているのと同意義だと認めましょう。
それも次に起きる地震は3回に1度の、超ド級地震です。それは今この瞬間に起きてもおかしくないくらい危険性が高まっていると考えるべきです。
皆さん、最近大きめの地震が増えたなあ・・・って思いませんか?!これらはすべて南海トラフ地震の予兆と考えてもらって間違いないです。
思い返せば、2011年3月の東日本大震災から、中規模・大規模地震が増えた感じです。これは当たり前ですね、あれだけの巨大地震だったんです。内陸部の活断層にも、南海トラフの海溝にも、かなりの影響を与えて、エネルギー発動のトリガーがゆるくなったと考えることは妥当です。
さて、漫画家たつき諒さんは、巨大津波が起こるのは2025年7月と予知夢で見て、それを本に書いています。
信じる信じないにかかわらず、この日付を記憶して行動することも、一種の防災行動になると思われます。
私自身は、他に信じられる目安がない以上、2025年7月に南海トラフ地震が起きることを前提として、これからも生活を続けていきます。
で、いざ南海トラフ地震が発生したなら、必ず大津波が伴います。
直接の危険性は静岡から九州までの太平洋沿岸部です。
津波だけで考えると、大都市東京と大阪は、多少間接的になると考えられます。
ただし、津波の直撃を受けた地域は、東日本大震災による大津波よりも、甚大な被害を被ることが予想されます。
九州に近いところ、より南の方で津波が発生した場合、沖縄諸島も被害の規模は大きくなりそうです。
あと、東日本大震災の時の津波と違うのは、海側に近いところに人口の多い都市があることなんですね。
阪神大震災の時は、倒壊と火災で死者が出ました。しかし東日本大震災の時の多くは津波で死者が出ました。
私は次回の南海トラフ地震による死者の多くは、東日本大震災の時のように、ほとんどが大津波によるものだと推測してます。
危なそうなのは「静岡」「三重」かなあ・・・あと人口少ないけど「和歌山」「高知」も強烈かなあ・・・。
まあ単純に、私の勝手な推測なのですけどね。

さてさて、その数か月から数年以内高確率富士山噴火が起こります。
タイミング的に考えると、巨大地震と大津波の瓦礫の撤去作業中、あるいは復興作業中に富士山噴火が起きる可能性があるとのことです。
これって二次被害がかなり酷そうですね。タイミング的には最悪です。
で、富士山噴火による火山灰による首都機能停止は、規模的に日本全土にわたるほどの影響をもたらす可能性が高いです。
それほどまでに、富士山噴火は日本国民において、重要な災害です。


まあ悪い話ばかり書いてきましたが、逆に良い方向で考えるとコロナ過のおかげで、在宅ワークが都市部では進んだため南海トラフ地震の時点で富士山噴火に備え、地方に移住する人間が一斉に増えれば、首都圏の被害は軽減できる可能性があります。
それこそ北陸新幹線がつながっている今だからこそ、災害時に首都圏の多くの人間が、日本海側の北陸に逃れる交通手段があるというわけです。

いうなれば、大震災と大津波と富士山噴火さえ、乗り越えてしまえば、最低でも100年は安泰の時間を迎える可能性が大きくなります。
そして、これらの災害は、日本という辺境の島国に住む民族として与えられた、特異なる試練でもあるのです。
必ず訪れる災害に対して、それも国というか、公共機関が守り切れないような強烈な災害に対して、必要な情報とその備えを個人個人で行うことは、日本国民としての義務かもしれません。


最後に、私の防災感覚を述べておきます。
私の自宅では「電気温水器」を採用しています。つまり通常においても400Lくらいの水が備蓄されているわけです。これが強みです!!水さえあれば、とりあえずは命をつなぐことができます!!元々これが電気温水器を採用した理由でした!
次に食料備蓄です。これも日頃から考えてます。
具体的には「乾麺」と「麺つゆ」そして「米」と「ふりかけ」ですね。これらを期限が切れないギリギリの状態で、できる限り備蓄しています。
とにかく、賞味期限の長いものの掛け合わせと、弁当とか日頃の食事とかで、消費しながら賞味期限を延ばせる食材が、備蓄食材として適していると、私は考えています。

で、電気・ガス・水道、いわゆるインフラがすべて止まった状態の場合、乾麺や米を食べるための熱源はガスコンロとガスでOKです。
私はガスバーナー料理研究家の肩書も併せ持っているので、携帯ガスは必須アイテムなので、これも常備備蓄状態なんでよね。
ガスバーナー料理研究家2.jpg
色々な意味で、防災に関しては感覚を研ぎ澄ましている方だと思ってます。

島国日本において、強烈な自然災害は必ず起こります。
ただですね、地続きのウクライナと違って、色々な意味で日本は歴史的にも平和だと思います。
そういう外交的な災害は少ない土地の利が、世界中の地震の20%が日本で起きるって命運が、日本です。

つまり、日本人として生まれ育ったのなら、自然災害に対して国に頼るのではなく、自力で身を守る方向で国民全体が考えてもおかしくないと、私は思います。







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