R5Mマガジンカバーの改良版

マタドールR5Mはプルバック式です。
プルバックによるメリット・デメリットは過去記事に書きました。
さて、改めてマタドールR5Mのデメリットを述べると、
「頬付けが寒い」
「マガジン入れるところがフルオープン」
って感じです。
写真を見てもらえばわかりますが、
DSC078593.jpg
通常、銃の機関部はスコープ接眼部分くらいで終わって、そこから木製の銃床になります。そのために頬付けは木製部分です。
しかし、プルバック式のR5Mの頬付け部は金属部分となるのです。
写真で言うと、焦げ茶色の布みたいなものがかぶさっている部分が頬付け部分です。
こんな感じで何か対策しない限り、猟期中の冬場には我慢できないほど、頬付けが強烈に冷たいわけです。

あとマガジンが入ってないと、その部分はフルオープンです。
DSC08114.JPG
これマガジン装着していても、猟場において、多少の雨とか塵とか、私はとにかく気になって仕方がありません。


で、その2つのデメリットを解消するべきアイデアを過去記事で書きました。
DSC07889.JPG
この初代アイデアは「頬付け部分を革ハギレ」「フルオープン部分をプラ板でカバー」で作ったのですが、一体化されておらず、別々のアイデアとして作り、別々に固定していました。

で、実は5年目猟期最終日に、革ハギレ部分だけを猟場で無くしてしまいました。

さて今回は、この2つのアイデアを一体化させた、2代目カバーを作っていきます。





今回の大きな改良点は2つです。
1つ目は、一体型にすること
2つ目は、革ハギレが剝げれにくくすること
です。

基本アイデアは、初代と同じで、頬付けのあたりは革ハギレで守り、マガジンのフルオープン部分はクリアファイルを加工して作ります。
写真は初期工程ですが、全てのパーツが揃ってます。
DSC08108.JPG
で初代は、革ハギレに直接ポストイット糊を塗って、その粘着力で固定したのですが、正直革ハギレ直接だと、粘着性が弱かったです。
そこで2代目は銃に触れる部分はクリアファイルにして、ポストイット糊はクリアファイルに塗ることにしました。
そしてそのクリアファイルと革ハギレを、接着剤で強力に固定してしまいます。
で、ついでにマガジンカバーも、そのクリアファイル素材に接着剤で固定して一体化させる作戦です。

さて、全てのパーツを接着して、その後余分な革ハギレを切りました。パーツの形状としては、これで完成形です。
DSC08109.JPG
さて革ハギレは、切った切り口をそのままにしておくと、ポロポロと繊維がでてきます。こういうゴミが銃内部に入るのは感心しません。
で、写真に写っているはんだごての出番です。
簡単に言うと、切り口を焼き固める作業を行いました。
これは革小物作りでの、常識的な工程の「コバ処理」ってやつです。
まあコバ処理は、もっともっと繊細に行うことが多いらしいのですが、私はいつもはんだごてで大まかなコバ処理で終わらせてしまいます。

さて、2代目と銃との固定は・・・やっぱりポストイット糊に頼ることにします。
DSC08110.JPG
本当なら両端に、大きなクリップのような形状の金属で止めることができれば、湿性のものを使わず、銃に対して乾性のクリアな素材だけでマガジンカバーが作れると思います。

ただ、頬付け革ハギレ初代を、今期最終日に無くしたって話は書きました。
つまりちゃんと粘着力あっても、猟場で使う限りにおいて、それでもどこかへ行ってしまう可能性が高いわけです。
そのため形だけ合わせておいて、なんとなく上にのせておいて使うタイプだと、射撃場では使えても、猟場では即効無くしてしまう可能性が大いに高いわけです。

乾式でクリアでギチっと止められるアイデアが湧けば、それが3代目になると思われます。
とりあえず、次の猟期はこのスタイルで臨むことになりそうです。

さて2代目完成です!!
裏側がこんな感じ、
DSC08112.JPG

表側がこんな感じ、
DSC08113.JPG

実際に装着したのがこんな感じ。まあ今回は黒の革ハギレを選んだので、写真的には見た目があまり変化してませんね。
DSC08115.JPG

上から見るとこんな感じ。
DSC08116.JPG
初代よりも若干カバーできる広さを広げてみました。


装着してみると、なかなか上手い感じで作ることができました。
マタドールR5Mに限らず、プルバック式で頬付けの冷たさを感じているハンターさんには、なかなかのアイデアDIYだと思います。
作業工程はそれほど難しいわけではないので、一度お試しあれ。






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