福光射撃場でリベンジしてきた

タイトル通り、前回悶悶で終わったリベンジを福光射撃場でやってきました。

ただし、現在は福光射撃場では、土日祝日の猟銃を使用を認めていません。
仕方ありません、サラリーマンハンターの私ですが、有休使って平日にお邪魔しました。
この日、やりたいことは実はいっぱいありました。ありすぎて、正直当日焦ってました!!

まずは猟期中のスコープ状態の確認です。正直、この前の猟期中スコープが狂ったと思えるような外し方を何度もしてて、仕方なく実猟しながら着弾点から目測でスコープ調整を行ってました。
で、そんなスコープで100mキンクロをネックショットで獲ったわけですから、
やっぱり、答え合わせがしたかったんですよ。このスコープは本当にあっているのかと?

まずは5発撃ってみて・・・?!
PIC_03371.JPG
的紙すら捉えていません。なんかおかしいですね?
それもいつもなら弾速が930fpほどあるのですが、900fpを切ってました。
こんなんで、100m先のネックショットを決めてたのかなあ・・・ただのまぐれ当たりか?!
もういいや・・・
次に進むことにします。

次は、スコープの水平調整です。銃に取り付けた水平器と、スコープのレチクルの水平が合っていない感じが、猟期中ずっとしていたんですよね。
で、的紙にパラコードをぶら下げて、改めて水平を取りました。
PIC_03351.jpg
やっぱり、微妙にズレていました。ようやく微妙な気持ち悪さを解消できました。


次に、引き金の重さ調整と、弾速調整です。
諸先輩方から、マタドールは920fpくらいが集弾が安定するって聞いていました。
で、弾速調整する試し撃ちと並行して、引き金の重さを調整します。なんか猟期中感じたのは、プルバック式特有の遊びの多さと、そこからの引き金の重さがなんか慣れませんでしたので。
で、最終的に弾速は920fp弱くらいに、引き金はエースハンターのセットトリガー並みに調整できました。


さて次が最後でメイン!この状態での50mゼロインです。


まずは撃ちながらスコープ調整していきます。
PIC_03381.jpg
赤シールは直径2㎝、100円玉よりちょっと小さいくらいです。これを50m先から狙って撃っていくわけです。
正直、前の相棒であるエースハンターの最高倍率9倍スコープだと、ほぼ点でしか見えないので、的紙に並ぶ数字が縦横のラインに見えるから、それに十字レチクル合わせることで、スコープ全体使って中心を捉えていました。
しかし現在のマタドールは最高倍率24倍の高性能スコープを載せているので、フィールドスコープ無しで着弾も見えるし、何より赤シールを点ではなく、小さいけど円としてとらえることができるので、ちゃんと狙うことができるようになったわけです。

さて、スコープの水平も変化したし、弾速も遅くしました。その状態で撃ってみて、まずは上下、次に左右を調整。
10発の調整中に早くも3発が赤シール捉え始めました。

次の5発
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少し中心ズレてますけど、一番まとまりました。

スコープ微調整しながら5発、
PIC_03401.jpg
1発ど真ん中に決まりました、スコープ調整的にはOKかなあと。

次の10発、
PIC_03411.jpg

次の10発、
PIC_03421.jpg

ラス前10発、
PIC_03431.jpg

ラスト15発、
PIC_03441.jpg

この日はほとんど風もなく、屋外射撃場としては絶好のコンディションでした!
本当にね!!マタドールを入手してから、
初めて射撃場でまとまる銃だと確信できました!!

ラスト15発中、右に2発外しているのは、銃のせいではなく、私のテクニック不足でした。
まあ簡単に言うと、銃の水平確認のし忘れでした。
先ほども言いましたけど、エースハンターの時って、的紙の十字にスコープの十字を合わせていたので、その時の癖が今でも強く強くついてしまってます。
しかしマタドールを導入して以来、水平器を取り付けています。
で、水平器を確認しながらの射撃だと、ほぼ中央に飛ぶのですけど、水平器を確認し忘れたり、昔のクセで的紙で水平を取った時には、着弾点がズレました。
これですね、撃った瞬間に気が付いたりするんですよ、「あ!!しまった!!」って、その時の着弾はまず中心を捉えていませんでした。
逆に言うと、スコープをきちんと正面から見据えて、水平もきちんと確認したうえで、あわてず騒がず引き金さえ落とすことができれば、50m先の2㎝に吸い込まれるように着弾していくんです。こういう感覚が初めてでした。
またこれが屋外射撃場だから、何発かに1回は撃った弾丸がキラリと光りながら、赤シールに吸い込まれていく様子をスコープ越しに見ることができました!!
これは銃を所持して以来、初めての楽しさでした


正直もっともっと撃ちたかったけど、これでも事前に240気圧までポンプして銃を持ち込み、射撃場で2回ポンピング作業しました。
最後15発撃った時にはレギュレーター圧以下の130気圧以下になっていたので終了したわけです。で、帰宅後に、レギュレーター圧を守るために、150気圧までポンピング作業して、その日を終えました。

あっはっは!!しばらくは生きる屍になる覚悟です!!疲労だけでなく、腕も死にました。


まあ今回は、240気圧のほとんどを弾速調整とスコープ調整に当ててしまったので、楽しめた射撃は、追加ポンピングでのエア圧しかありませんでした。
もう一度、もう一度だけ、今度の猟期までに、今度こそ純粋に50m射撃を楽しみたいなあ・・・。
次は笠取のほうが良いかもしれませんね。
笠取なら、もう一度スコープも微調整してもいいカモ。







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