「クマ撃ちの女」にハマっている件

最近「クマ撃ちの女」って漫画にハマってます。
画像クリックすればAmazonに飛びますが・・・正直私は毎日無料で読んでます。
ちょっと縁あって、LINEアプリを導入したんですよね、タブレットに。
で、漫画アプリを入れたかった時に、登録がLINEから出来て簡単だったので「LINEマンガ」アプリを選びました。
で、色々な漫画を読んでいた中で、この作品にたどり着いたというわけです。
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物語はフリーライターになった主人公カズキが、売れるネタのために北海道で女性ながらにクマ撃ちをやっているチアキに同行取材を申し込むところから始まる。異様なまでにクマ撃ちにこだわるチアキとその狩猟スタイルに、カズキが急激に興味を持っていく・・・。
最初はドキュメントなのかなあと思っていながら読んでいたのですけど、チアキの師匠が登場してから、物語が急転していきます。
まあこの師匠、合理主義者で、法を破る破る(笑)
ジビエ料理屋を営む師匠なのですが、自分で取ってきた獲物を無許可で店に出し、ネットで販売しています。(違法です)
店の客から変わったジビエはないかと聞かれ、狩猟鳥でない料理を出す師匠(違法です)
師匠の猟にチアキとカズキが同行すると、
弾を装填したまま流し猟を行う師匠(違法です)
公道で車内から撃つ師匠(違法です)
夜にシカを撃つ師匠(違法です)

最初にチアキの狩猟スタイルに触れたカズキが、師匠の狩猟スタイルに、猛烈な違和感を持ちます。そこで師匠の一言。
「お前は法を破ったことが人生において一度もないのか?」
似たような思いを持ちながらも、クマ撃ちの実績があるゆえに師匠に近づき、近づきながらも、師匠のやり方に抵抗を示すチアキにも師匠が一言。
「お前もわかってながら、クマを撃ちたいために俺に近づいたんだろう。」

はい!この時点でドキュメントではないです!
なぜなら、この師匠が実在の人物なら、もうとっくに免許取り上げです!
つまり、この物語は漫画家の作り話でしかないわけです。

しかし、多少なりとも狩猟に携わっている人間ならわかります!
ヘタレな私でもわかるくらい、この違法狩猟行為は体験談を基にしているとしか思えないものばかりだからです。
特に、師匠がチアキにクマの流し猟の極意を伝えるところなんか、素人の想像の範囲を超えてます。カモ猟の私ですら「なるほど!!」って場面が続きました!

クマ撃ちの女の作者のインタビュー記事がこちらです。
「執筆当初からプロにも読まれる作品を目指していたので、猟師の方から『よく描けている』とコメントをいただいたときはうれしかった。今後も猟師さんの体験を反映するなどして、できる限り、リアリティーにこだわりたい」
なるほどなあ・・・元々プロの目を気にしながらの、狩猟漫画だったわけかあ。そりゃあ、リアリティが強烈だわなあ・・・。
ん?!じゃあ違法行為って?!

あっはっは!
とにかく、狩猟をやられている方々全般にクマ撃ちの女はお勧めです。
ちなみに本日、多分第1章って感じの部分まで読み終わりました。単行本で言うと4巻の最後までです。
いわゆる1か月に及ぶチアキの同行取材が終わり、カズキは東京に戻っていきました。
第1章のクライマックスは壮絶でした!!
内容は・・・まあ読んで楽しんでください!!

さてさて、本当はセットで大人買いして楽しみたいところですが、正直仕事の休憩時間にちょっと読めるLINEマンガとして、今は重宝しています。



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