正直、ずっとずっと狩猟をやり始めた時から、ウナギとかスッポンとかを捕まえて食べたいってのが夢だったんですよね。
でもこれも正直、元々アウトドア派でない私からすると、猟期以外で外に出る感覚がまるでないんですよ。
で、こんな記事見つけました。
まあ簡単に言うと、鳥皮をほんだしで煮込んで山椒を多めにすると、ウナギの代用に近づくって記事です。
ただ上記のレシピで一度作ってみたのですが、鶏感が消えることがなく、油っぽく胃にもたれる料理となりました。
で、この経験を踏み台にして、私なりに鳥皮をもっとウナギに近づける方法を思いつきましたので、今回はその報告です。
まずは鳥皮をカリッカリになるまで揚げ焼きします。
写真は大量に出た鶏油を処理した後です。
ここに水をひたひたになるまで入れて、多めのほんだし入れて30分ほど煮込み、その後火を消し冷めるまで放置しました。
カリッカリの鳥皮に魚介系の旨味をに含ませるイメージです。
あとは出汁を切って、ウナギのタレを投入して・・・?!
しまった!!ウナギのタレを買い忘れた!!
・・・。仕方ありません、自作します。
ググって、クラシルのレシピを参考にしました。
簡単にレシピを書くと、
しょう油:みりん:酒:砂糖=2:2:1:1
です。
私はしょう油を50mlでスタートしました。
あとは焦げないように気を付けて、とろみがつけば完成です。
私は、多少化学調味料的なものも欲しかったので、麺つゆを若干加えました。
あと味が濃いなら水で調整します。
あとは鳥皮を戻して、ガスバーナーで炙っていきます。
炙り完成がこちら。
見た目はウナギではありませんが、美味しそうではあります。
あとはご飯にのせて、多めに山椒をかけて、
はい!なんちゃってうな丼の完成です!!
さて実食。
うーーーーーん、微妙!!
決して不味くはないですよ!
酒のつまみとしては極上です!!特に安い安い鳥皮の料理としては抜群ですよ。冒頭のレシピよりは、断然美味しいレシピに仕上がっていることは確かです。
ただ、ウナギの代用になるか?これがうな丼か?って言われると・・・やっぱり微妙ですね。
一番の原因は、魚介類系の旨味を最大限に置き換えたかったので、ほんだし汁で煮含ませしましたがずいぶん柔らかくなってしまって、まるでウナギの触感とは非なるものになってしまいました。
もしかしたら、カリッカリの状態でウナギのタレに絡めたほうが、食感も含めてよくなっていたのかなあ。その場合、ウナギのタレにほんだしを使ったほうが良くなるのかなあ?
まあただ、鳥皮をウナギにする実験はここまでですね。
やっぱり、ウナギのかば焼きに代用する食材としては、「アナゴ」が最適だと思いますので。
この記事へのコメント
黒猫
パンガシウスとかバサは、どうでしょう?
パンガシウスは水分が多いので、バサの方が向いているかな?
morimori
パンガシウスもバサも知らなかったので調べてみました。なるほどなあ・・・魚系で作るのなら、ナマズの半身を皮付きのまま炙るのが、食感的にはウナギっぽくなりそうです。まあ、入手の気軽さを考えると、たまにスーパーで見かける、アナゴの切り身が一番代用品として、適していると思います。