先日、良く行く猟場のロケハン話を書きました。
この猟場、本当によくカモがいるんですけど、猟期前半はヌスビトハギっていう引っ付き虫が、ものごっつう多くて、毎回毎回猟果よりも苦労させられます。
あまりにも苦労が多すぎて、自前の過去写真がこれしかないです。
この写真だけでも、強烈さは伝わると思われますけど、実際にはもっとひどいです。
だいたい、狩猟服って難しいんですよ。登山用の服を代用するわけにはいかないんです。
なぜなら、登山と違って道なき道を狩猟者は行くわけですから。
つまり天候関係なくカモ猟の服装として、上下完全防水を求められ、そしてボサに突っ込む限り、耐久性も求められるわけです。
で、晴れた朝でも、朝露だらけのボサを踏み分けて進むと、特にこの引っ付き虫を拠点として、徐々に朝露が染み込んでいく感じなので、超撥水程度のズボンではベッタベタに濡れてしまいます。
上記の写真は、ワークマンの防水デニムなんですが、裏生地が防水で、表生地が超撥水デニム生地です。つまり、引っ付き虫は付き放題で、表生地には朝露が徐々に染み込んできて、確かに濡れませけど、冷えて仕方ありません。
それでも今ではこの防水デニムは、狩猟時に欠かせないアイテムとなってます。
で、猟場で多少の引っ付き虫は落とすのですけど、面倒になったらそのまま車に乗り込んで、帰宅してから玄関前で引っ付き虫を色々な手段で取り除いていました。
さてさて、今年玄関前にボウボウに生えた雑草を草刈りして気が付いたのですが、
「ヌスビトハギやないか!!」
油断していたので、単純な草刈り作業で、ガッツリと引っ付き虫にやられました。
家の周りにヌスビトハギなんかなかったんですけど、突然ボウボウに生えてきました!!
そうなんです、玄関前で取り除いていた行為は、ある種「ヌスビトハギの種まき」と同じ行為だったわけです。
このヌスビトハギ、茎も太く根も深く、なかなか厄介で・・・まあこの対応は来年の春に行うつもりです。
で、ようやく本題です。
今年はヌスビトハギ対策を講じました。
結局は100均カッパのような、ツルツルポリ製なら大丈夫だと考えたわけです。
で、ワークマンです。
耐久性には目をつむり、とりあえず安いカッパズボンを探してみました。
はい!ありました、ありました。
商品名:ナイロンヤッケズボン
税込:499円
まあ簡単に言うと、自転車通学の学生が使うようなカッパズボンです。
これなら引っ付き虫は対処できると思いましたが・・・猟場の現場において、正直耐久的に持たないだろうと考えてました。
それでも、ワンコイン製品です。試す価値ありで、先日のロケハンに使ってみました。
結果、使えます!!これ便利です!!
ヌスビトハギはこのナイロンヤッケズボンに引っかかりを見つけることできません!
そしてロケハン当日、ずいぶんボサに向かって遠慮なしにガシガシ使ってみたのですが、意外と耐久性ありました。
耐久性の面は意外な発見でした!!実猟で十分使えます!!
スペア用に、もう1つ欲しいくらいです。
正直、上半身のコートはできるだけツルツル素材のワークマンコートで臨んだのですが、少々引っ付き虫にやられました。
あとワークマン軍手は、ガッツリ引っ付き虫やられたのは仕方ありません。
手袋は仕方ないのですが、コートの被害よりズボンの被害のほうが例年酷いんです。
その例年強烈な被害があるズボン対策だけでもできるのなら、これは結構ありがたい商品です。
・・・さて、明日から猟期なんですけど。。。まあボチボチですわ。
この記事へのコメント