シカ出汁の和製ポトフを作ってみた

今回はいきなり完成写真からです。
はい!シカ出汁100%でシカ肉無しのポトフです!!
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先日作ったシカフォンの冷凍を惜しみもなく鍋に入れ、火にかけて強制解凍。
一方で具になる、豚のスペアリブとベーコンを多少切り分け、フライパンで焼き目つくまで焼きます。
それを溶けてきたシカ出汁に全投入。
玉ねぎをくし切りにして、ばらけないように爪楊枝に刺して投入。
ジャガイモは皮剥いて切らずに投入。
ローリエ2枚と袋に入れた粒コショウ10粒ほどを潰して投入。
あとは1時間以上煮込んで完成です。

全投入してから塩して味見しました。
で、シカフォン作った時に思ったのですが、シカフォンってしょう油との相性が良いと感じたので、今回は塩としょう油だけで味付けしました。
しょう油使ったので和製としました。
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いやあ!これは本当に旨かった!!
いつも私がポトフを作るときは、コンソメキューブを2つ使うんですけど、今回は純粋にシカフォンだけです。
シカフォンは本当にびっくりするくらい旨味が強い!!
シカフォンの作り方はこちらからどうぞ。

で、皿のこの部分に付け合わせとしてあるのが、
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先日記事で紹介した、和食に合う粒マスタードです。まあマスタードと言っても、辛み成分はまるでないのですが。
ただ、しょう油を使った今回のポトフに抜群に合いました!!
紹介記事や購入先URLとかありますので、興味ある方はこちらからどうぞ。


ポトフって仕込んでしまえば、あとは落し蓋して中火で放置で完成なので、時間はかかるけどそれほど手間ではないです。
具はスペアリブ・玉ねぎ・ジャガイモは必ず入れます。
あと今回はベーコン使いましたが、市販のソーセージのほうが美味しいです。
ポトフという洋の名前に惑わされず、里芋とか大根とか入れても美味しいし、人参とかトウモロコシ入れても美味しいですよ。

ポトフは「洋風鍋」って思われている方多いと思うのですが、一般的な鍋料理って長くても10分ほどしか煮ないでしょ。
だから洋風鍋ってよりは「洋風おでん」のほうが、言葉としては正しいです。
手軽で気軽で失敗なく作れて、本当に美味しい料理となるので、料理に苦手意識のある方にはおすすめ料理です。
コツは、最初だけアクを丁寧にとることと、最低でも1時間以上は煮込むこと、そして塩加減を多少薄めに調整すること。

ポトフが定番メニューになると、手元にコンソメキューブとローリエが手放せなくなりますよ。

昔は洋風煮込み系を作るときにはチキンブイヨンの顆粒を使っていました。しかし伝説の家政婦志摩さんがTVで多用していたのを知ってから使ってみて、その使い勝手の良さに驚きました。あとローリエって道の駅で安く売っていたりするので、例えばすじ肉の下茹でに1枚入れたりします。ローリエは入れすぎても料理自体を邪魔しない匂いなので、とても使いやすいです。

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