皆さんの地域の雑煮ってどう食べられてますか?
実は雑煮ほど地域性の異なる料理はないです。
我が福井県は、味噌仕立てで、丸餅を煮て、具はかぶが特徴的で、鰹節をのせて食べます。
大雑把に、関西は味噌で、関東はしょう油系のすましです。
味噌でも京都は白味噌で名古屋は赤味噌でとか、とにかく地方色あるあるが一番強い料理が雑煮です。
さてさて、そんな福井県人の私ですけど、キジ出汁としょう油が合うことを発見したので、どうしても味噌ではなく、すましの雑煮を作りたくなりました。
はい!キジ出汁のすまし雑煮です!!
キジ出汁にしょう油を加えただけ。あとは餅と前回の実験胸肉を入れただけ。
正真正銘、完全純粋なキジ雑煮です!!
見た目悪いけど、いやあ!これは旨い!!
前回の実験胸肉は多少塩辛かったのですが、餅と合わさることで、良いアクセントとなりました!
キジ出汁の作り方はこちらからどうぞ。
今回はコントレックスで6時間ほど中火で煮込みました。ほぼ透明でしたけど、それでも本当に旨い出汁が出ました。
やっぱりキジ出汁は本当に旨い!!
さてさて、以前シャリアピンステーキを作りました。
簡単に説明すると、おろし玉ねぎに肉を漬け込む手法です。これと同じ手法で、キジもも肉を半日仕込みました。
切っている感覚で、かなり柔らかいのが伝わってきます。肉質だけでなく、水分もずいぶん保持されている感じです。
で、普通に焼きました。
最初は良かったのですが、赤身部分が半分ほどなくなってきて、あともう少し加熱って頃から、じゃばじゃば水分が出てきました。
それでもジビエ肉ですから、途中で焼肉のタレを加えて最後まで火を通し切りまして完成です!
キジもも肉の焼肉です!
本当にねせっかく、身を柔らかくして、水分も十分に溜め込んだにもかかわらず、赤身の部分を無くす程度の加熱をしただけで、次々と水分が押し出され、それが食べ始めてからも止まらず、結局最後にはいつものパサつき感のあるキジ肉になってしまいました。
いわゆる、せっかくの仕込みが台無しです。キジ肉って加熱という力を利用して、必死で不味くなろうなろうとしているようにしか思えません。
キジ肉よ!馬鹿なのか!!
まあおろし玉ねぎで仕込んで、低温調理で最低限の加熱を管理すれば、まあ食べれないことはないと思いますが、そんなことして食べるくらいなら、
鶏もも肉のほうが100倍旨くて調理も簡単です。
難しいなあ・・・キジ肉って
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