伽稚児や謝罪動画で揺れる夏

伽稚児(とぎちご)と言う言葉を皆さんご存じでしょうか?
私は、司馬遼太郎さんの「義経」で知りました。
いやあ!強烈な言葉です!!
稚児はわかりますよね?!幼き児童のことです。
で、伽とは?!ってことです。
元々のおとぎ話というと、浦島太郎とか一寸法師とか、ちょっとした時間に楽しい話をするという意味合いがありました。
さて、伽に夜が付くと夜伽(よとぎ)、こうなると状況が変わります。
時代劇で戦国大名が寝所に向かいながら、「伽をせよ!!」って命じるのは、夜伽のことです。
意味合い的には「楽しい話をしようね!」ってことですけど、うら若き男女が寝所で2人きりで、お話だけで終わるわけありません。
つまり、伽とは男女の行為のことを意味するようになりました。

さて、義経です。
時代は平家の時代です、源氏の血の流れを持つ義経は幼くして京都鞍馬山の寺門に幽閉されました。
当たり前ですが、寺門は坊主どもの男性社会です。
で、私のような歴史小説が好きな人間にとっては当たり前の世界なのですが、性の対象って実は現代よりも昔のほうが入り乱れています。
つまり昔の坊主は男色ありきだったんです。
義経は子供ながらに無理やり男色の道に入ることを余儀なくさせられました。
ちなみにやまいだれに寺と書いて「痔」です・・・なんか気分悪い豆知識です。

またまたちょっと話が脱線しますが、戦国武将織田信長も森蘭丸って美少年を寵愛しています。
で、ビートたけしさんが今年織田信長で映画を作って公開予定です。
で、信長の男色の部分も映像化しているらしいです。

閑話休題、義経に用いた「伽稚児」の言葉の重みがわかってもらえるでしょうか?!
で、私は昨今話題となっているニュースが「伽稚児」と「男色」という単語と共に、頭に浮かんでしまいました。


ここまで話しても私の話についていけない方は、この動画をどうぞ。

はい!伽稚児です!!
さて、今回の記事ではあえて私的にコメントしません。
私としては、タイトル俳句で言いたいことは言い切りましたので。
それよりも、この事件に対して皆さんがどう感じているか?が大切だと思ってます。


P.S.ここまでの児童虐待が行われてきて、今までマスゴミは全く報道してこなかったということが、本当の問題なんです。いい加減恥を知れ!!LGBT法案何て馬鹿じゃね?!

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