銃所持者が、こんな動画を紹介すると、多少なりとも問題あるかもしれませんが、犯罪のことは元犯罪者に聞くのが、一番参考になると思います。
さて、2023年春から夏にかけて、2つの銃の殺人事件が起きました。
1つは、長野猟銃立てこもり事件。
もう1つは岐阜で起きた自衛隊候補生の乱射事件です。
自衛隊訓練生の起こした事件の詳細はこちらから。
さて、この2つの事件について、懲役太郎さんが解説しています。
今回は懲役太郎さんの動画を見ていただいてから、私の意見を述べていきたいと思います。
まずは長野の立てこもり事件です。
この事件の私の見立ては「統合失調症」と思える人物に猟銃を与えたというのが、一番の問題だと考えています。それをまとめた記事も前回アップしています。
しかし懲役太郎さんの見立てでは、初期に刺された被害者女性が立てこもった現場に近かったため、結局12時間も放置されていたことは、メチャクチャおかしい事例だったと述べてます。
なるほどなあ・・・犯人の父親が市議会議長だったからだと、説得すればわかってもらえるんじゃないかと。
そこに警察の忖度があったのではないかと。
その視点は私にはありませんでした。
動画4:08から、12時間放置されたことについての意見として、元SATの話が聞けます。
実際に、人命尊重で動く警察からすると、生きているかもしれない被害者を、12時間も放置してしまったのは、判断ミスと言われても仕方ありませんね。
そしてその情報が本当であれば、私も懲役太郎さんと同意見で、2人を殺している時点で、裁判しても死刑となりえる罪です。4人目の生死はわからなかったにしても、すでに3人の命を奪った犯人でした。
私も20時に母親が逃げ出した時点で、警察は突入あるいは犯人を射殺してしまったほうが良かったと考えてます。
もし判断の鈍さのバイアスの中に、「市議会議長の息子」という忖度があったのであれば、警察は猛省するべきです。
さて、もう1つの自衛隊候補生銃乱射事件です。
懲役太郎さんが動画で懸念しているのは、この事件で自衛隊への志望者が減ることでした。
今回の事件をこんな感じでまとめているのは、懲役太郎さんって、ちょっと右かなあ・・・って思いました。
私は先ほどの長野の事件とこの事件は、全く別物として見ています。
ところどころ懲役太郎さんと同じ意見なのですが、根本的な部分で今回の事件は懲役太郎さんと意見が違います。
この日本において、職業として銃を扱えるのは「警察」と「自衛隊」だけです。
で、13歳のハローワーク公式サイト人気職業ランキングの参照です。
5位に警察官があります。
一方で36位に陸上自衛隊、86位に海上自衛隊があります。
この結果だけ見ても、若い世代の人気職業に警察はあっても、自衛隊はそうでもないということです。
つまり、警察官は就職試験において、その人物が警察官としてふさわしいか否かの身辺調査も含めて、十分な試験を行っても、新人の人員は足りるのでしょう。
さてここから先は、私の勝手な推測です。
本当にすいません。
もしかしたら、自衛隊は就職先として人気が無いから、応募してきた人間をとりあえずすべて採用する方式をとっているかもしれません。
今回、自衛隊候補生で乱射事件を起こしたのは、18歳という成人解釈の法が変わる前なら、未成年が起こした事件です。
それも3か月の訓練期間中の、いわゆる候補生が起こした事件だとか。
で、ですね、候補生に実弾実銃を持たせての訓練って、良かったんですかね?!
昔々は、自衛隊に入りたいって人間は、お国のために役に立ちたいって人間が多かったため、例え候補生でも、しっかりとした考えを持った人間のほうが多かったでしょう。
しかし最近自衛隊は、人気の就職先ではありません。
言葉悪く言うと、昔から素行が悪かった人間でも、もっと言うと警察には入れないような人間でも、自衛隊なら就職可能なのではないのか?!
そんな人間を集めたらダメだと言っているわけではありません。
ただ昔と比べて、覚悟無しで自衛隊に入ってくる人間が増えたのであれば、3か月の訓練期間の内容は変えるべきではないのか?!
特に、日本において銃は特別です。
せめて訓練期間中は、模擬銃を使っての、銃を扱うふるまいを教えても良かったのではないかと。
実弾実銃の訓練は、訓練を終えて晴れて自衛官になってから行っても、遅くはないのではと。
もっと言うと、調査無しで一般人を自衛官候補生として迎え入れるのであれば、銃を扱える許可、いわゆる一般人が狩猟銃を許可されるかのような審査を、第三者委員会それこそ警察に任せてはいかがでしょうか?!
自衛官ってすべてがすべて銃を扱えなければならない職務ではないでしょう。銃が扱えなくても事務作業をしても良いのですから。
それを良しとしないのであれば、新人訓練中に自衛隊内部において、警察並みの身辺調査は絶対的に必要な部分となると思います。
黒猫さんも記事に出して言っていますが、
銃という道具の問題ではなく、扱う人の問題であると。
話を飛躍するとですね、核無き世界を求めている左っぽい人が大勢いるでしょ?
それを本気で実行するのであるなら、核という道具を根絶するよりも、人類を絶滅させた方が早いということをわからないといけないということです。
核という科学の歴史は悪くないんです。実際に平和利用で原子力発電所があるくらいですから。
しかし核とか銃とかの道具の扱いを間違えれば、凶器となるし、それも歴史的に振りかえれば、凶器として冷静に判断して扱ってきたのは人間側なんですよね。
私は今回の自衛官候補生の事件については、単純に残念でしたけど、だからといって自衛隊の足を引っ張る真似だけはやめて欲しいと思ってます。
自衛隊は日本を守る唯一の軍隊ですから。
こんなことを書くと、懲役太郎さんのように、私もちょっと右側って思われてしまいますかもね。
今回の記事は、何となくだらだらと書いてしまいました。
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