ジャニーズとビックモーターにボヤッキー

連日マスコミが騒いでいる「ジャニーズ問題」と「ビックモーター問題」ですが、まあ両者ともよく似てますよねえ・・・。

まずは一代で、その業界のトップに昇りつめたということが似ています。

そして上場企業とせず、身内のみに利益がいく企業であることも似ています。

で、ジャニーズはマスコミと、ビックモーターは保険会社と、利益提供をもたらす親密な関係を得たことも似ています。

社長一族に絶対的権力と権限があったことも似ています。

その裏で不法行為を行っていたけど、見て見ぬふりの体制が出来上がっていたのも似ています。

例え社長業から退いても、株式は100%保有のままなので、いまだに利益が元社長一族に流れていることも似ています。

現時点で、社名変更しないで会社を存続させる方向であることも似ています。

マスコミやそのスポンサー、保険会社等、関連会社が急に手のひら返しの発言を行い始めたのも似ています。


さて、それらの視点を踏まえたうえで、ボヤキます。
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最初はビックモーターだったんだよね、マスコミが叩き始めたの。
で、映像化しやすい「街路樹除草剤問題」なんかが幅利かせてさ。
それから、関連会社の保険会社まで叩き始めてさ。
やりたい放題騒いだ後の、ジャニーズ問題だったんだよね。

マスコミは一瞬静観して、その後足並み揃えてコメント発表したんだよ。
自分たちはそれまで叩くだけ叩いた保険会社と同じ立場だからね。
で、ジャニーズは先日、性加害を認めたうえでの社長交代の記者会見を4時間も行ったわけでさ。
でも、質問側のマスコミも性加害者の共犯者だからね。

で、最近になって、マスコミの収入源、いわゆるCM契約のスポンサー側が、極端な例では「ジャニーズタレントは今後一切起用しない」とのコメントを発表しだしたらしい。
こうなると、マスコミもジャニーズタレントは使わなくなる方向に舵を切るだろうなあ。
ただ体制は全く同じでも、ジャニ―ズという名前さえなくなれば、いわゆる社名さえ変更したら、結局はマスコミもスポンサーも変わらず、元に戻るんだろうなあ。


ジャニーズもビックモーターも、良くも悪くも日本の社会文化の象徴のような気がします。
小さなビックモーター、いわゆる個人商店の社長の下で働く社員は、大なり小なり今でもパワハラやセクハラが蔓延する環境でしか働けていないのではないかと思ってしまいます。

うーーーん、今回はボヤけたのかな・・・なんか単純な愚痴になってしまった気がする。

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