海外視線でジャニーズ問題を切る

さてさて、連日マスコミで騒がれています「ジャニーズ問題」ですが、日本のマスコミとファンの意見だけでは、昨今の企業のジャニーズ離れの対応が、理解できない方も多いかもしれません。
やっぱり、懲役太郎さんの動画が一番わかりやすいです。
まずは純粋なる海外の反応動画を見て見てください。
海外では児童虐待を行いながら利益を得た企業などには、出資ししないことが一般的常識です。
現状のジャニーズにおいて、社名を残しているばかりか、ジャニ一族が株式を100%握っている状態です。
こんな企業に、海外企業は絶対に出資しないのです。
これを理解すると、昨今の流れが見えてきます。
よくわかってない方は全部視聴してみてください。で、11:50からが重要なのですが、大手企業というのは日本国内相手だけではなく、海外にも得意先がいるわけです。
日産は海外比率が80%を超えているとのこと。で、マクドナルドは外資です。
あっはっは!いかに日本国内のジャニーズファンが不買運動を起こしたところで、現時点のキムタクはCM起用から外れて当然なんです。

で、13:04から話していますが、モスバーガーは完全国内企業です。
そのモスバーガーでもジャニーズ起用中止を決めました。
まあ、その中止方法受けた店舗のポスターのやり口が酷いと、それはそれでネットニュースにはなりました。
ただ重要なのは、国内企業のモスバーガーでさえジャニーズ起用を中止の決定をしたことなのです。


さてさて、先日こんな報道がなされました。
いわゆる今後1年間はジャニーズ事務所はタレントからのギャラを全てタレントに与えるというものです。
これって、結局何?!って方も多いと思われます。

この先は、私の独自の考えを書きます。

現時点で、日本国内では、
「罪があるのは事務所であり、タレントには罪がない」
って考える世論が多いのが事実です。
しかし現状のままでジャニーズタレントを起用すれば、児童虐待を黙認してきた企業に資金支援することと同意であるわけです、特に海外企業にとっては。
で、今回のジャニーズの判断っていうのは、私の勝手な感覚で言うと、
「企業の皆さんうちのタレントを起用してくださいよ出資していただいたお金は、罪のある事務所には一切入りませんから。これならジャニーズという社名を残したままでも、出資することに海外企業も理解していただけると思いますよ
って判断に思えるのです。

もっと言うと、
「1年後は元通りのジャニーズとして活動していきますので、企業の皆さん今まで通りの忖度よろしくてへぺろ
って言っているようにしか、私には思えないんですね。


根の深さがあまりにも強すぎて、難しいんですよジャニーズ問題って。
今の流れを作ったのは、色々声をあげていた被害者が多くいたにも関わらず、全く無視してきた日本のマスコミにBBCが一石を投じて、現在に至るわけです。
現時点で、ジャニーズ問題について発言できる雰囲気が揃ったから、マスコミも連日報道していますけど、基本的に加害者側であったことを忘れているかのような報道です。
もっと言うと、マスコミは今でもジャニーズに忖度しています。
それは「性加害」と言い方をしているところです。
正確には「児童虐待」です。
しかし、今現在で「児童虐待」という言葉を使って報道を行っているTV局はどこにもいません。
海外においては「児童虐待」は殺人に匹敵するほどの重大な犯罪なんです。
つまり「性加害」というマイルドな表現を、マスコミ一律で設定していること自体が、何も体制が変わっていないマスコミの忖度なのです。


この問題は、良い意味でマスコミが変化することができる、事例なんですけどね。
まあ、変わらないんだろうなあ、マスコミもジャニーズも、そして日本国民も。

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