2024年1月1日、日本中が揺れました。
1000年に1度と言われた東日本大震災よりも、広範囲に日本中が揺れました。
そして震源地の能登半島の先、石川県珠洲市は建物倒壊と津波により、壊滅的な被害を受けました。
道路は土砂等で塞がれ、港は地盤隆起で車も船も近寄れません。
ようやくマスコミ等の情報が入り始めましたが、救助隊も支援物資もまだまだ足りない状況です。
我が福井県は、石川県に近い温泉街のあるあわら市などで、多少停電や漏水や液状化現象等で被害を受けたみたいですけど、福井県全体でみればほぼ無傷でした。
という私もまったく被害はありませんでした。
今回の地震を「波」で捉えると、遠くまで浸透するように届くような「遠赤外線」的な長い長い波長の地震でした。
体感的に1分以上揺れ、時に強く時に弱く揺れ、揺さぶるような横揺れで、震度4でした。
さて、私自身は現在すぐに日常生活を取り戻しましたけど、石川県の多くの地域で今なお被災中の方々が多くいらっしゃいます。
このような状況下で、被災に合わなかった私自身、この記事を見られているあなた自身、被災地・被災者に何ができるのか?!
私が今回ネットニュースを見ていて心を痛めたのが、多少有名どころのYouTuberが撮影ありきで独自物資支援している件です。
あっはっは!北陸から出て行け!!
できるだけ悲惨な画を撮るためだけに群がるマスコミと、火事場泥棒的物資支援という名の売名行為YouTuber、本気で邪魔でしかありません。
もっと言うと、純粋な気持ちでボランティアをしたい県外の方もいらっしゃるでしょう。でもそれは被災地のほうで県外ボランティアの受け入れ態勢ができていないと、それはそれで邪魔なんですよね。
元旦早々に起きた今回の地震は、日本全国的に被災者を支援したいと考える方々も多いと思われます。
そして被災地でボランティア活動にて直接被災者を支援活動したいと考えながらも、仕事の都合上無理な方も多いと思われます。
そんな方々にお勧めな方法があります。
それが募金・献金です。
さて、ボランティア活動を中心に考えられている方からすると、被災地に金を送って終わりってのが、冷徹に感じてしまうかも知れません。
しかしもっと冷静に考えて、最終的に被災地に必要なのは被災直後の人手と物資だけでなく、ライフラインが回復した後の生活、いわゆるその後の長期にわたる復興支援なんです。
つまり献金が、他者が行える一番の支援となるわけです。
例えば現地ボランティアが必要であるなら、その現場の自治体はその資金を使ってボランティアを集めることができますからね。
献金って、大きな額を振り込むことだけではありません。
私を含めた一般庶民は、生活に困るほどの献金を、まずもって行うべきではありません。
もっと軽い感覚、転んでいる人に手を差し伸べるくらいの感覚で良いと思います。
例えば今後様々な店舗のレジ近くに、今回の支援を募る募金箱が置かれるでしょう。
それに余った小銭をチャリンって入れるだけでも献金です。
たかがチャリンでもチャリチャリと集まると、バカにできない額になるかもしれない可能性があることを否定しない人間が増えてもらうことが、今回の記事の目的です。
2024年が始まってから、地震・航空機衝突事故・北九州繁華街火災と、3日連続ロクなニュースがありませんでしたが、だからこそ献金って形で、能動的に「良いこと」をしてみませんか?!
北陸人の一員としてお願いします、このブログを見てしまった方は、1チャリン・2チャリンを、どうかよろしくお願いいたします。
この記事へのコメント
黒猫
個人で支援に行こうとしている輩は、それがより多くの人の迷惑になり、被災者を殺しているという事実を理解できていないのです。
現地にいますが私有車による大渋滞で大迷惑です。ネットで個人的支援に行った、喜んでもらったと宣伝して悦に入ってる迷惑系YouTuber、クソキモい顔のブレイキングダウン犯罪者格闘家も、セルフ写真で俺かっこいいの議員も、自分たちの行為が迷惑以上の結果を招いていると理解できないんですよね。
支援して喜んでもらえた。目の前の人たちはそうでしょうけど、見えないところで大迷惑をこうむり、果ては殺されている人がいる事を理解できていないんです。
あんたらの行為によって、人が死に追いやられているんだよ?!分からないの?!
あのバカどもが煽動したせいで大渋滞。普段はすぐに行ける距離が5時間6時間。結果、支援物資を運べない、生き埋め疑いの地域に人や重機を派遣できない、大幅に遅れるって事態。
ヤらない善よりヤる偽善とはよく言ったものですが、奴らのしていることは人の命を犠牲にした自己満宣伝行為です。煽動されている一般市民も、はやくそれに気づいて欲しいですね。
morimori
私たち一般市民ができることは、普段の生活と多少のご褒美等で、経済を回す歯車になることだけです。