2024年7月3日から、新紙幣に変わりました。ATMからは新紙幣しか出てきません。
しかし例えばラーメン屋って券売機で、その対応が遅れているみたいです。新札しかもっていないお客さんには、旧札で両替して対応するとか。
田舎の自販機も含めて、新札対応って難しいと思われます。
そこで、こんな対応はどうでしょう?!
私を含めた現金派の皆さん、数万円規模で銀行に行って500円硬貨に両替しておきましょう。
500円硬貨なら、数千円の対応はできますし、ラーメン屋の券売機もOKです。
元々キャッシュレス化ってのは、東京オリンピックで、海外から観光客が来ることを見越して始めた事業です。
まあマイナ保険証とは違って、ずいぶん一般的になりましたが、それでも100%キャッシュレス化の利点を見いだせないですね。
例えば、能登の震災の時、ネット系の通信手段がズタズタになってしまうと、キャッシュレスアプリが使えません。
そして、キャッシュレスはスマホに依存しているため、災害時に充電設備が整ってないと、アプリ自体が使えません。
お判りですか?!災害時に必要なのは500円硬貨です。
新札になっても強いのが500円硬貨です。
現金派の皆さんはお忘れなきよう。
さて、今回の記事は県証紙の話です。
ハンターの皆さんは、銃の所持許可更新等、何かと県証紙のお世話になっていると思います。
それが我が福井県では、来年2025年3月末で県証紙が廃止されることとなりました。
つまり来年度からは、警察の支払いとかが全てコンビニ手続きによる支払いとなります。
福井県警も今年から、各種の手数料をコンビニ支払いができるようになりました。
それはまあ、それで結構です。
問題は、今年はコンビニ支払いと県証紙のどちらでも取り扱いが可能なのですが、来年からはコンビニ支払い一択になるわけです。
一般的に考えると、県証紙って銀行扱いなので、サラリーマンにとって平日に動くことが困難な一件なんですね。
でも県証紙はありがたい存在でした。
なぜなら、私はともかく猟友会の爺さんたちは、平日に銀行行って県証紙に変えてくるくらい、全く問題ないんです。
それが来年からコンビニ一択となります、それもコンビニの端末を使った支払い一択です。
爺さんたち理解できるのでしょうか?!
例えば6700円の県証紙が必要なのに、6800円の県証紙があった場合、100円の県証紙を抜けばいいだけです。
しかしコンビニ支払いの場合は違います。
例えば上記の福井県警のHPから引用します。
例えば上から2番目ID:900107を支払おうとして、コンビニの端末を間違えて900108を選んだとします。
警察に支払わなければならないのは900107の6700円で、コンビニで支払ったのは900108の6800円です。
で、この状態で警察に手続きを行うとします。
警察に納めなければならないのは6700円で、間違った6800円支払ってます。
県証紙の場合、余分な県証紙を抜くだけ、しかしコンビニ支払いは違います。
警察は手続きのIDが違うため、根本からやり直しを求めます。
つまりID:900108の返金手続きをコンビニで行った後、もう一度ID:900107の支払いをコンビニで行わなければならないわけで、その対応は全てコンビニバイト員たちの負担になるわけです。
来年から、福井県在住の猟師爺さんたち全員に、こんな無理やりなキャッシュレス行為が実施されるわけです。
若者たちよ、爺さんたちの対応よろしくお願いします。
せめて県証紙は残してほしかったなあ・・・遠い目。
私は元々、過剰なキャッシュレス化もマイナンバーカードも反対派です。
アナログはアナログの良さ、デジタルはデジタルの良さ、ってのがあると思います。
それを一律デジタルへ、アナログの良さを認めない方向性自体が間違っていると思います。
100%アナログでなくてもいいけど、100%デジタルを目指すこと自体、やっぱり間違っているんじゃね?!
この記事へのコメント
けろあき
遂にこの時が来ましたか。手に入らない狩猟税専用証紙だけは何とかして頂くよう文句言い続けてましたから。
コンビニ決済のみ?というのはまたどうでしょう?
某T県は警察署内、県事務所内で即お支払可能(バーコード渡されて)なのは素晴らしい限りです。
そうであると良いなぁ。
morimori