作品と作家の評価は別じゃね?!

最近よく見ている動画になつばやし先生がいます。
ずいぶん前にも同じような内容を書いたかもしれませんが、この動画見て同じような感情が湧き出てきてしまいました。

当時のSMAPってトップアイドル・・・というかトップエンタテインメントグループでした。
そのため、当時SMAPに楽曲提供していたのって、強烈なミュージシャンだらけなんですね。
自分が若かりし頃を思い出します・・・。
当時、バリバリのアマチュアベーシストで怖いものなしでした。
もちろん色々なバンドから声をかけてもらいました。
そのなかで唯一、当時私が躊躇した話がありました。
それは「SMAPのコピーバンドをやっているんだけど弾いてくれないか?」って話でした。
いやあ!!怖すぎて断りましたね。
それくらい、当時のSMAPって、音楽だけで評価してもアイドルを越えた存在だったんです。

さてさて、なつばやし先生が、Dear中居君へって動画アップしています。
昨今のフジテレビの騒動は皆さんもご存じだと思います。
その騒動の原因が中居君であることもご存じでしょう。
でもね、なつばやし先生の動画見て、やっぱり「夜空ノムコウ」って名曲だなあ!!って改めて感じたんですよ。

名曲は作品でありアートであり、それは世代を超えて伝えていかなければならないくらいの文化なんですよ。
解散とか不祥事とか、そんなこと作品って関係ないんですよ。

多少前の話ですが、チャゲアスの飛鳥さんがコカインで不祥事があった時、チャゲアスのCDが店頭から撤去されました。
いつもこの手の話の時って私思うんです、作品と作家の評価って別じゃね?!って。

じゃあ言わせてもらいますけど、パブロ・ピカソの私生活って、特に女性関係で言うとクソ野郎ですよ!!
調べればわかりますし本も出てます、いかにピカソがクソ野郎ってことが。
でも、ピカソの作品と、ピカソの私生活は、別々の評価を受けてますよね。
私は芸術作品ってのは、ピカソのように評価されるべきだと思っています。

もしですね、フジテレビの番組が「作品」だったとしましょう。
そうした場合、社長会見があまりに陳腐だったとしても、「作品」自体は変わらず素晴らしいものですので、その価値自体変わらないんです。
つまり価値が落ちたとみてスポンサーが下りたというのなら、そのスポンサーたちは「作品」ではなく、フジテレビと言う会社組織に投資していただけですね。

なんだかなあ・・・釈然としない騒動ですね。
ただ、とにかく今の日本は、生きづらい世の中になってしまいました。

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