ドナドナ

マタドールさんはね・・・気分屋です。
メチャクチャ調子いい時は、きれいにヘッドショットを決めさせてくれました。
でもメチャクチャ調子悪い時は、的紙にかすりもしませんでした。
なんかなあ・・・良い思い出と、悪い思い出が半々だけど、思いだすのはやっぱり悪いことばかりですね。
私の印象としては、マタドールさんは悪い子でしたね、

元々最初銃が届いた時から、マタドールさんはとてもとても不機嫌でした。
でもメンテから戻ってきたら、とてもとても上機嫌でした。
もうね、気分屋さんに振り回されっぱなしでした。

サラリーマンエースハンターだった私が、なぜマタドールさんとの出会いを求めたか?
それはですね、低倍率スコープと低性能銃で数年カモ猟を頑張ってきましたのが大きいですね。
そのために、どうしても高性能銃と高性能スコープのカモ猟の世界を知りたくなったわけです。
そして色々調べたとことで私がたどり着いたのが、マタドールさんとサイドワインダーでした。
まあ当たり前ですが、サイドワインダーさんは、いつもいつも高性能のパフォーマンスの倍率世界を見せてくれました。
でもね、マタドールさんはねえ・・・サイドワインダーさんの最高倍率でど真ん中にぶち込んでくれる世界を見せてくれた時もありましたけど、そうじゃないこともあり、その世界観にいる時間がサイドワインダーさんに悪いなあって感じていましたし・・・。
とにかくマタドールさんには、イライラしてた思い出が多いかなあ。

また、福井県在住で6.35mmってのも重荷になりました。
5.5mmは医王山で撃てたけど、6.35mmは近くて福光で、共通で笠取でした。
マタさん入手してから医王山行けなくなったのが、キツイって思ってました。
ただマタさん来てから知らなかったんですが、その後医王山が理由は知りませんが、使用不可になってました。
キツイって思ってましたが、結局はそのタイミングでマタさんが来たのは、今振り返ると一番良かった時期だったかもって思います。
そうなんですよね、振り返るとマタさんを入手した経緯と選択と判断、そしてその後の環境変化まで考慮しても、やっぱりなんか必然だったと思われて、自分自身も振り返れば振り返るほど、あのタイミングしかなかったんじゃないかと思うんですよね。

つまりマタドールさんとの付き合いは、私の人生の中で必須でした。
高性能が重なった時の、高見の世界を見られたことは、本当に人生経験としてプラスになりました。

マタドールさん、なんかなあ、色々あったけど、本当にありがとうね。


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