銃の所持許可書を持つ。
これは一般人には、一生経験したこと無いでしょう。それはそのほうが良いでしょうね。
なぜなら、何の覚悟もなしに銃を持つことは、デメリットが大きすぎるのです。
まあこのブログを見ている方は、諸先輩方々が多いので、全く参考にならない話ですけど、刺さる人には刺さると信じながら書きます。
さて、銃を持つことで、必然的に付き合う組織があります。
それが警察と精神科です。
これがねえ、相当の覚悟がないと厳しいです。
まずは警察です。
日本において銃は許可制です。許可さえあれば日本国内において、合法的に銃を持てます。
その許可を出すのが警察です。
つまり、銃を持ちたいと考え行動し始めた時から、警察との付き合いが始まります。
やっぱり、最初の銃の所持許可までが、強烈に厳しい道のりでした。
とにかく最初に驚いたのが、警察は組織的にすべての人間が、銃所持に反対意見とのことでした。
そのために、初めて銃を持ちたがる人間に対して、とにかく色々取調べに近いというか、尋問というか、そんな感じで話を聞かされました。
もちろん、職場にも近所にも家族にも聞き込みが行われました。
私は元々ジビエに興味があって、狩猟の道を目指しました。
たったそれだけの私個人の興味で、色々な人間に迷惑をかけてしまいました。
参りましたね、軽いノリで始めたことが、引くに引けなくなった感じです。
まあ逆に言うと、その程度で銃所持を諦めるのであれば、警察からすれば御の字ってことでしょうね。
で、いざ銃を持ったら、1年に1回、一斉銃検があります。
そして3年に1回、銃の所持許可更新があります。
生活安全課に訪れるときは、事前アポイントが必要です。つまり警察に電話します。
そのために警察から携帯に電話があることがたまにあるんです。警察だから平日にかかってきますので、仕事中だと電話取れないことがほとんどです。で、着歴見ると警察って。一瞬ドキっとするんですよね。別に悪いことなんか1つもしていないんですけどね。
やっぱりね、警察との付き合いは日常において、何のメリットもありません。
次に精神科です。
現在、所持許可更新時の意志の診断書は、精神科だけではなく、かかりつけ医でも良いことになっています。
ただ私、普段から飲んでいる薬ってなくて、いわゆるかかりつけ医っていないんですよ。
そうなると、精神科受診が必須となります。
で、正直に言うと、私は酒飲みです。いわゆる企業健診なんか、肝臓の値は大幅にオーバーして引っかかってます。
でもね、例えそれで寿命が縮もうとも、それはそれで良い人生だったと思うつもりなんですよ。
つまり私は、酒と共に生きていく人生を歩んでいるつもりなんです。それが私の生き様なんですよ。
それを精神科と言うか、ドクターは血液検査の値だけを見て、色々言ってくるんですよ。
もうねえ・・・。
「ほっとけ!!」と。
これねえ、警察も酒の量はチェック項目にあって、色々言ってくるんですよ。
もうねえ・・・。
「ほっとけ!!」と。
私は酒が原因で、仕事に穴をあけたことも無いし、車で事故を起こしたこともありません。
にもかかわらず、精神科医は毎回毎回「アルコール中毒者であるか?ないか?」の項目に関して、診察しながら悩むんですよ。
あっはっは!
私はアルコール好きですよ。
でもね・・・。
「アル中じゃあねえよ!!!医者じゃなくてもわかるわ!!」
って、何度診察中に叫びたくなったことか。
はああ・・・。
日本において、酒もたばこも合法的な嗜好品じゃあないですか。
そして私はその嗜好品によって健康を害することも知っているし、納得もしているんですよ。
その日々の楽しみを取り上げる権限を、誰が持てるというんですか?!
本当にくだらなくて腹が立つ。
銃の許可書を持つと、こんなデメリットが付いて回ります。
本当にねえ・・・色々ありました。
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