エアライフル所持者視点で柴田哲孝著「暗殺」を語る

2022年7月8日、阿部元首相が凶弾に倒れ死亡しました。その事件を膨大な取材の末に書かれた話題の書物が「暗殺」です。本当に”彼”が元総理を撃ったのか?こんな衝撃的な文言の帯が印象的です。さて、多少ネタバレしますが、この書物には2丁のエアライフルが登場します。1つは鋭和3B、もう1つはFXワイルドキャットMKⅢこの時点で、エアライフル所持者は興味持ちませんか?!エアライフルが出てくる小説何て読んだ…

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風光る地球儀で知る地政学

昨今色々と取りざたされている「地政学」には興味がありました。しかし入門編として、気軽に読めるような本が見つからなかったため、先延ばし伸ばしにしてきました。しかし、こんな本を見つけました!13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海 タイトルだけを信じると、「中学生が読んでもわかりやすい地政学だよ!!」ってことが売りの本だと思いまして、即購入しました。で、読んでみると、確かに中学生でも読みやすそ…

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「変な家」と「変な絵」を読んでみた

BOOKOFFで「変な家」を見つけた時には、ただ単純に間取りのおかしな家特集の本だと思って買ったんです。ただ、読み進めていくうちに、「どうやらノンフィクションではなさそうだなあ・・・。」ってのが最初の感想でした。正直、フィクションって漫画か映画で見るんですね。小説でフィクションって、ほぼほぼ読まないんです。「しまったなあ・・・フィクションだったか。」って思いながら、思いのほか読む手が止まりません…

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「この島には淫らで邪悪なモノが棲む」を読んでみた

以前、LINEマンガの話を紹介しました。http://www.morimori2018.com/article/490144888.html上記の記事でもそうなんですけど、無料で読んでいたのに途中から急に課金システムが入ることがあるんですよね。まあ有名な漫画ならTUTAYAでレンタルって手もあるので問題ないんですが、そうじゃない場合がキツいんです。 で、LINEマンガというか、携帯アプリの宣伝…

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ファーストスターを良書で語る(生命の起源)

以前、生命についてこんな記事をアップしました。http://www.morimori2018.com/article/488043625.htmlこの時は「生物学」の観点から良書をピックアップしました。今回はもっと前の話、ビックバンから太陽系ができる話です。その観点の良書がこれです。宇宙で最初の星はどうやって生まれたのか (宝島社新書) 新書 – まず宇宙の始まりがビックバンです・・・ってのが…

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なぜ人は死ぬのか?を良書で語る

現在私は猟師で、生き物殺しに関わってます。そのため、生き物の現実的な死という現象を、一般人よりも多く経験していると思います。で、いつも獲物が取れた時は思うんですよね、弱肉強食と死生観。で、そういえば、私は若い時から死生観については追い求めてきたことを思い出しました。以前アップした、この記事の最後の最後にも触れてることです。http://www.morimori2018.com/article/4…

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「生き物の死にざま」って本を読んでみた

先日「生き物の死にざま」って本と出合いました。 で、なかなか面白かったので、書籍案内人として紹介いたします。 「生命は遺伝子の乗り物に過ぎない」って、確か生物学者のドーキンス氏が唱えた説でしたっけね?!いわゆる小さな小さなDNAが生物としての主で、必死になって日々生きている実体の私が従であるって話です。まあ人間に置き換えて考えると、「DNAのために人間が日々生かさられてるなんてふざけるな!!…

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「私が見た未来 完全版」をご存じでしょうか?

2011年3月におきた、未曽有の東日本大震災を予想していた漫画家をご存じでしょうか?名前は「たつき諒」さん、1999年に漫画家として引退されていて、その引退直前に書かれた「私が見た未来」って漫画が、東日本大震災を予想していた漫画だということで一躍有名になり、その希少性から某オークションで「幻の予言漫画」が10数万円で取引されるまでになりました。漫画の本文中では96年に起きるかも?!って書かれてま…

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「ドグラ・マグラ」を書籍案内人が紹介する

今回は日本三大奇書の一つ「ドグラ・マグラ」を紹介します。ちなみに日本三大奇書とは、「ドグラ・マグラ」「黒死館殺人事件」「虚無への供物」です。私はドグラマグラと虚無への供物、そして変態系奇書中の奇書「家畜人ヤプー」も入手し読んでいます。そんな読書好きの私ですが、「今まで読んだ本の中で、一番印象に残っている本はなんですか?」って質問されたら、即答で、「ドグラ・マグラです。」って答えるほど、いまだに強…

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「生欲」を読んでみた

久しぶりに、書籍案内人の降臨です!なにせ、すごい本に出合ってしまったので!題名は「正欲」です。最初この本に出合った時に、「狩猟の本かなあ・・・。」って思ったんですよ。だって、表紙が死んだ青首ですから。でも宣伝の帯の言葉が衝撃的でしたね。読む前の自分には戻れない強烈な読書体験・・・・・・これは特別な本です。 あっはっは!こんな本に出合いたいがために、足しげく本屋に通うんですよ私。で、冒頭の数ペー…

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